日本の空からツバメが姿を消している。理由を知って、胸が締め付けられる。

JP张悦|2019-04-22

緑が美しいこの季節。爽やかな風と暖かな日差しを待ち望んでいたのは、私たちだけではないようです。 近所を飛び回る小鳥の姿を目にする機会も増えてきました。特にこれからの季節によくお目にかかるのが、風物詩とも言える「ツバメ」です。

世界中で親しまれているツバメですが、日本でも古くから害虫を食べてくれる益鳥として大切にされ、ツバメは人通りの多い家の玄関に巣を作るので、「商売繁盛のシンボル」として縁起が良いとされてきました。

ところが、そんなツバメたちの運命は今、曲がり角に差しかかろうとしています。

「」によれば、ツバメたちは少しずつ私たちの生活圏から姿を消しつつあるというのです。同会がおこなった調査では、全国の都市部や市街地ではツバメの子育てが困難になっていることがわかっています。

「通常ツバメは6個ほどの卵を産むが、都市部に作られた巣から巣立ったヒナは平均3.89羽で、4羽に満たないということがわかった。ちなみに郊外や農村部の場合は、4.29羽で、都市部の方が0.4羽少ない。1つの巣から巣立つヒナが4羽以下になると、計算上、長い年月をかけて徐々にツバメが減少していく危険性があると考えられる」と同会。

ツバメは、人と自然の共存を考えるうえで指標となる生き物。というのは、ツバメが生きているということは、餌となる虫が豊富に生きている、虫が生きられる自然環境があるということを示しているからです。

日本野鳥の会の調査によって、都市部のツバメの巣立ち数が少ない原因は餌となる虫が育つ自然が少ないという他に、「汚い」「病気が心配」などの理由から、巣が駆除されているという実態も明らかになりました。

「ヒナが生まれてから巣立つまではたったの3週間。この時期だけ優しく見守ってほしい」と、野鳥の会では「」を実施して、キャンペーンのサイトでツバメのフン対策や、調査報告などを掲載しています。

いつもいて当たり前の存在のツバメ。「最近全然見ない」なんて気が付いた時にはもう、手遅れの状態かもしれません。そうなる前に、今年からツバメの巣作りと巣立ちを応援してあげてください。



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