病気によって全身の毛が抜け落ちていた保護子猫。優しい女性の愛情で奇跡的に回復し、ふわふわの美しい毛並みを取り戻す ある日、家の裏庭で全身が汚れで覆われていた3週齢の子猫が発見されました。家の住人はすぐに子猫を保護すると、地元の保護施設へと連れていきました。 施設のスタッフ達は子猫の養育を引き受けましたが、最初に想像していたよりもずっと子猫の状態がひどいことが分かりました。子猫は重度の白癬(はくせん。カビによる感染症)を患っていたのです。
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病気によって全身の毛が抜け落ちていた保護子猫。優しい女性の愛情で奇跡的に回復し、ふわふわの美しい毛並みを取り戻す

杨德凯 2019-03-14 報告する

ある日、家の裏庭で全身が汚れで覆われていた3週齢の子猫が発見されました。家の住人はすぐに子猫を保護すると、地元の保護施設へと連れていきました。 施設のスタッフ達は子猫の養育を引き受けましたが、最初に想像していたよりもずっと子猫の状態がひどいことが分かりました。子猫は重度の白癬(はくせん。カビによる感染症)を患っていたのです。

スタッフ達は子猫を治療するために薬を与え、シャンプーで全身を洗いましたが、さらに症状は悪化していきました。そこでスタッフ達は経験豊富な養育主さんを探し始め、これまでに多くの子猫達を救ってきた『』に助けを求めたのです。

「私は病気に苦しむ5週齢の子猫を保護施設に迎えにいきました。私がスタッフから受け取った手紙には『これまでで一番ひどい白癬』と書かれていました。私はすぐに子猫を元気な状態に戻してあげたいと思いました」と養育主のエレン・リヒターさんは言いました。

エレンさんは子猫に『カイ』と名づけて、白癬の治療を始めました。

「私はこれまでに白癬の猫の治療を何度も行ってきましたが、こんなにひどい状態の猫を見たことがありませんでした。カイの全身の毛は抜け落ちていて、至る所から肌が見えていました。」

「カイが大きな瞳で私を見上げた時、私の心は壊れました。そして彼女がこれまでにどれだけ辛い時期を過ごしてきたかを考えました。」

エレンさんはカイを自宅に連れて帰り、できるだけ快適に過ごせるようにしました。「カイは家の中が安全な場所だと感じたようで、夜を迎える頃には随分と落ち着いていました。私は彼女の寝ている姿を見ながら、彼女が命をつなぐことができないかもしれないと心配しました。」

幸いにもカイは最初の夜を乗り越えることができました。しかし、回復への道のりは非常に困難なものでした。

エレンさんは皮下注射液で水分を補給して、シャンプーと飲み薬で治療を始めました。カイはとても混乱していて、明らかに幸せではありませんでした。

「カイは私が治療を行っていることを理解していないようでした。私はじかに彼女を撫でてあげたかったのですが、手袋をしないと彼女に触ることができませんでした。彼女はいつも治療を嫌がっていて、治療が終わる時間まで待っていることができませんでした。」

カイは食欲もほとんど無かったため、最初の週はエレンさんがシリンジで定期的にご飯を食べさせる必要がありました。

そんなエレンさんの献身的な看病のおかげで、3週間ほどが経った頃からカイは回復を始め、身体にエネルギーが満ちてきました。カイは日に日に力強くなっていき、遊びたいという気持ちも高まっていきました。

「カイはまだ白癬を患っていたため、他の猫と接触することができませんでした。彼女が一緒に過ごせるのは私だけでした。でも彼女は薬とお風呂を嫌っていて、いつも私のことを怒っていました。そのため私が彼女と遊ぼうとしても、彼女は私と遊ぶことを拒否しました。」

「カイの毛は再び成長を始めて、全身の毛が生え揃っていきました。彼女が毎日良くなっていく姿を見るのは、とても嬉しいことでした。彼女の薬の量は徐々に減っていき、お風呂に入る必要もなくなりました。すると彼女は私のことを受け入れ始めました。」

そして治療を始めてから10週間後、カイはついに白癬を克服し、完全に元気を取り戻しました。「私はついにカイのことを抱きしめ、キスをすることができました。私はこの瞬間をずっと待っていました。」

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